番組の公開に先駆けて、近未来!IoT推進ラボのホームページを開設致しました。 皆様のご意見、ご感想をお待ちして…
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滋賀県庁知事室にて
「近未来!IoT推進ラボ」は、滋賀県庁の取り組みである滋賀県IoT推進ラボに所属する有志が、滋賀県内のIoT事例をTV番組で紹介することで県民の皆様にIoTをもっと身近に感じてもらうために始めたコーナーです。
滋賀県は日本の中心、交通の要所であり、びわ湖をはじめとする豊かな自然環境を有し、そしてモノづくりが盛んな県です。そんな立地や条件を活かして、滋賀県ブランドとしてのIoT技術を日本に、そして世界に発信する、それが「近未来!IoT推進ラボ」です。
※滋賀県IoT推進ラボは滋賀県が経済産業省の認可を受け、運営しております。
BBCびわ湖放送 第1スタジオにて
びわ湖放送の「勇さんのびわ湖カンパニー」で第二週の金曜日に放送されており、県庁とローカル局がコラボしてIoT事例を紹介するという全国でも初めての取り組みです。
非常に専門的で難しいIoTという分野をスタジオでのクイズや現場でのロケにより、大変わかりやすくお伝えすることが狙いです。
毎月様々な分野の事例を紹介しますので視聴者の皆様からのメッセージやリクエストもお待ちしております。
今後の紹介分野
- 農業・ハウス栽培
- スマート工場
- ガス検針省力化
- 外来魚駆除の遠隔監視
- オフィス環境監視
- 人工知能の実用化
- 太陽光発電遠隔監視・制御
- スマート医療
- 物流の革命
- 未来の通信教育
- 自動運転
- 観光の新たなステージ
- スマートハウス
- 建設現場の進化
- スマートシティなど
CAST
川本 勇
- メインMC
- びわカン社長
- ミスターびわ湖
滋賀からIoTを発信するため県内各地のIoT情報を聞きつけてはロケに奔走する。実はプライベートでも大のあたらしモノ好き。滋賀のIoTに鋭く切り込む名物司会者。
王本 智久
- 未来のマイスター
- IoTエバンジェリスト
- 株式会社金の鍵 代表取締役
本業はIT企業家(ソフト)、そして家業の電気工事会社(ハード)も経営する異色の経歴を活かし、IoTエバンジェリスト(伝道師)として啓蒙活動に励む。「無いモノは作る」をモットーに、滋賀をIoTの聖地にすることが目標。
星野 智昭
- IoTリーダー
- システムエンジニア
- 東洋エンジニア株式会社 開発営業部技術課長
FA(工場の自動化)の世界から一歩先に進んだIoTを手掛ける業界では知る人ぞ知る名物SE(システムエンジニア)。現場で数々の難題を解決してきた経験を活かし、IoTの現場をナビゲート。バーベキュー大好き!←言いたいだけ(^^;
IoT
IoTについて
IoTとはあらゆるモノにセンサーを取り付け、様々な通信手段で情報をクラウドなどに集約し、コンピューターで制御を行う技術で、それにより、遠隔監視・操作、抜本的な自動化・省力化が実現できます。また大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)をAI(人工知能)で解析し、人間ではできなかった情報収集・情報処理・リアルタイム制御を行うことができるようになり、自動化を超えた自律化を実現することができます。
IoTは様々な分野に応用されており、工場、住環境、医療、交通、街づくり、農業など日々分野や用途が広がっており、特に少子高齢化が進んでいる先進国では労働人口の減少や資源の枯渇を補うべく研究や開発、実用が進められています。
歴史的にはまだ浅く、2011年にドイツでIndustrie4.0(第四次産業革命)という国策が始まりました。IoTで国内の産業をすべてつなげるという壮大なもので、医療機器のシーメンスや自動車部品のボッシュなどが先頭にたち、業界をけん引しています。その後米国ではIICが設立され、こちらはGEやamazon、SAP、Googleなど、巨大IT企業がリードしています。中国は中国製造2025を開始、そして5年遅れで日本ではコネクテッドインダストリーという計画を進めています。
日本政府もAI先進国を目指す宣言していますが、第四次産業革命が始まってからすでに7年が経過しているのに、工場でのIoT普及率は6%にとどまると言われています。少子高齢化先進国で、労働生産性が先進国の中で極めて低い(22位)の日本だからこそ世界に先駆けて進めるべき分野なのですが、ガラパゴス化が著しく世界に大きく遅れをとっています。